
異国情緒あふれる港町、海の見える丘公園、中華街、みなとみらい21、赤レンガ倉庫、ランドマークタワー、山下公園、八景島シーパラダイス…。情緒あふれるおしゃれなスポットがいっぱいの横浜に住むことになるとは、なんてラッキー!
でも土地勘もないし賃貸マンションを借りるには、どこがいいのでしょう?
横浜エリアの賃貸家賃相場、人気エリアを研究してみました。
横浜の賃貸住宅選び、交通の便利さがポイント
横浜の良さは、観光スポットとしての華やかさはもちろんですが、交通の便がいいことも。
仕事で東京に通勤する人も多く、電車の路線や便が多いので、勤務先、通学先へのアクセスがいいのです。
また、休日に東京へ遊びにいくのも便利。
もちろん地元の繁華街、ショッピング街も充実しています。
また、主要な繁華街から少し離れた徒歩圏内に、静かな住宅街が隣接しているエリアもありそうです。
横浜の賃貸マンション家賃相場は? 選び方・探し方のコツ
家賃相場が東京より安くなっていて、横浜と都心を結ぶ路線がいくつもあるので、東京へ通学・通勤する人で横浜を選ぶ人も多いです。
通勤・通学・趣味・レジャー・買い物などで、自分が一番利用すると思う鉄道路線から相場を見ていくのがいいでしょう。
横浜と渋谷を結ぶ東急東横線、品川、山手線などに乗換が楽な京浜東北線などは便利な分、平均家賃は高め。ワンルーム、1Kのマンションで相場は6万円台からとなっています。
反対に、都心に直結しない路線は家賃は比較的安め。相鉄線、根岸線、横浜線、市営地下鉄沿線などで、横浜駅に近い駅から探していくといいでしょう。
相鉄線「天王町」、根岸線「山手」「根岸」、横浜線「大口」、市営地下鉄「吉野町」「阪東橋」などが環境なども含めてよさそう。
ワンルーム、1Kのマンションで相場は4万円後半から5万円台からあります。
最終は下見をして、町を感じよう。避けたいエリアも
横浜市の賃貸マンションの家賃相場、住みたいエリアがだいたい分かってきたら、候補をいくつか決めて、不動産屋に連絡をとって下見をしてみましょう。
実際に歩くことで町の雰囲気を感じることができます。
横浜は大都市だけに、治安があまりよくないエリアもあります。
繁華街のなかや風俗街が近かったり、外国人が多く住んでいるエリアなどもあるようですので、気になる方は不動産屋に直接尋ねると安心ですね。
魅力的な観光スポットに惑わされそうですが、実際に住むには観光地からちょっと離れた、静かな住宅地のほうがおすすめ。
交通の便、環境と併せて、気に入り物件を探しましょう。
賃貸借契約書には「家主側から契約を解除する際は、半年前までに文書で申し入れなければならない」との記載があることがふつうです。
では半年前に「立ち退き」要請を受けた場合は、無条件に引っ越し先を自分で見つけて出ていかなければいけないのでしょうか。
転居するには、引っ越し業者の費用や新しい賃貸物件との契約金、敷金礼金など相当の出費もあります。借り主によっては経済的な理由で急に転居用の費用が用意できず、無理やり退去させられると住むところを失うことも考えられます。
でもご安心ください。立場の弱い借り主を守ってくれる法令があります。
居住権(借家権)という入居者を保護する権利があります
こうした不安から借り主を守り、保護するために借地借家法という法律が定められており、正当な事由(家賃を長期滞納など)がない限り、上記期間での通知があったとしても、家主は借家人を強制的に立ち退かせることはできません。
法令上にある用語ではありませんが、居住権(借家権)と言われている権利です。
家主が指定する退去の期限が過ぎたとしても、家賃を正当に払い続ける限り、借り主はその物件に住まい続ける権利を持っているということです。
もし家主が家賃の受け取りを拒否した場合は、家賃を「供託所」という国の期間に預けることで正当に家賃を払い続けていることになります。
立ち退き交渉、条件には相場がある
家主側からの立ち退きの要請は半年以上前というのは、それより短い期間では通常は交渉さえできないということです。
ここからは家主と借り主の交渉、話し合いでの合意を目指すことになります。
ふつうは次の賃貸住宅への引っ越しにかかる費用(立ち退き料)を家主が借り主に支払うことになります。
賃貸契約の物件で、その金額は家賃のおよそ6カ月分から10カ月分位が相場です。
この金額を必ず払うと法律等で定められているわけではありません。
お互いに納得して、気持ちよく退出するための条件です。
原状回復にかかる費用を減免する、次の住まいを家主側が探して用意するなど、どんな条件で合意するかは各自の交渉次第です。
なにごともプラス思考でいこう
家主側から納得できる立ち退きの条件が提示されたなら、気持よく転居へ向けての準備をすすめていきましょう。
突然の退去要請に、びっくりしたり不安を持ったりしますが、今の住居よりずいぶん快適なところが見つかるかもしれません。
運気が変わることもあるかもしれませんよ。
自分の生活スタイルや仕事の展開などに合わせて、自由に住まいを変えることができるのが賃貸生活の利点でもあります。なにごともプラス思考でいきましょう。