日本を代表する古都・京都。歴史ある神社仏閣や観光スポットもたくさんありますが、京都に住むならどこがいいのでしょうか。
京都府は日本海側の舞鶴市、宮津市や隣接する亀岡市、福知山市など、いずれも歴史と情緒ある町があります。
しかし、大阪とのアクセスを重視するなら、京都市内とJR線、阪急沿線や京阪線、近鉄線などが通過する、隣接の市町が候補にあがるでしょう。
京都市内に住むのなら、どこが人気?
一番人気が高いのは、便利で商業施設などが集中している京都駅、四条・烏丸(からすま)かいわいの下京区・中京区。家賃相場はワンルーム、1Kで6万円台。
市内はもちろん、大阪はじめ全国へのアクセスも便利です。ただし、京都市内全域に言えますが、道路が狭く、渋滞が多いので自動車での移動はあまり快適ではありません。
京都駅近くで駐車場付の物件を探すのは難しいでしょう。
自動車生活を考えるなら、市街中心部から離れた地域のほうがいいです。家賃相場は4万円後半から5万円台。
京都の交通事情 鉄道は便利だが、空港は遠い
京都市は新幹線、JR線、阪急線、京阪線など鉄道を使うなら、どこへでも便利。京都市内の移動はJR、阪急、地下鉄など路線が多く整備されており快適です。
ただし、飛行機でのアクセスは最寄りの伊丹空港まで約1時間、関西空港まではかなり遠く1時間半以上かかります。
府の北部は鉄道があまり発達していないため、自動車がないと不便でしょう。
賃貸物件探しをするなら、通学・通勤先との交通や自分のよく使う交通路線を考慮して、エリアを絞り込んでいきましょう。
自動車を使う方は隣接市町の物件を探してみよう
京都、大阪のベッドタウンとなる地域は京阪線・近鉄奈良線沿線の宇治市、京田辺市、また京都に隣接し、JR線、阪急線沿線で大阪へのアクセスも便利な、向日市(むこうし)、長岡京市などがおすすめ。
この地域では、駐車場物件も多いので、自動車生活を重視する方は京都市内ではなく、周辺エリアで探しましょう。家賃相場も京都市内よりは安めとなっています。