賃貸の工法による違いの解説

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賃貸物件によって工法による違いを意識していますでしょうか?木造か、鉄筋コンクリートかくらいの違いは分かるでしょうが、そこまで意識していないのが現実だと思います。高層階に住みたいのであれば、重量鉄骨造や鉄筋鉄骨コンクリート造になるでしょう。通気性が良いのは木造の賃貸物件によります。工法の違いによって、賃貸物件にも違いがあります。工法の解説を織り交ぜながら、賃貸物件の参考になる情報をまとめます。

 

耐震性の強さ

賃貸物件でも耐震性は重要です。地震が多い日本にとって、耐震性を重視して賃貸物件を選ぶ人が増えてきました。木造の賃貸物件は他の賃貸物件に比べると耐震性は落ちます。ただし、ツーバイフォーといって約2インチ×4インチサイズの木材が壁枠組の基本構造材とになっている物件は耐震性も問題ありません。

鉄筋コンクリートや鉄筋鉄骨コンクリートの賃貸物件も同様に耐震性には問題がありません。あまり賃貸物件で耐震性について解説されている情報はありませんが、構造についても理解しておくようにしましょう。

 

建築コストは鉄筋コンクリートが高め

家賃が賃貸物件を選ぶ際にも重要なポイントになりますよね。耐震性や耐火性に優れている鉄筋コンクリートや重量鉄骨造の賃貸物件は家賃も高めになっています。物件を立てるコストが木造に比べると高いですからね。コストから算出されている家賃を見るのであれば、木造物件の方がお求めやすくなっています。地区によっては金額にさほどの差がなく、新築物件で木造はあまり数もありませんから選ぶときの参考程度にしておくと良いでしょう。

 

外観も重要視してみよう

最近では、木造といってもツーバイフォーの作りになっている物件が増えてきています。鉄筋コンクリートだとどこか冷たい作りになっているような物件もあるため、木のぬくもりを感じられるような賃貸物件が好まれるケースが出てきているのです。工法の違いによって、構造だけではなく見た目にも大きく関わってきます。住んでしまえば、外観なんて関係ないのかもしれませんが、毎日に家に帰るときには外観を目にするのです。外から見た時の家の雰囲気も、マイホームとしては重要な要素です。